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昭和22年には病院死9.2%、家庭死90.8%と、ほとんどの人が住み慣れた我が家で、家族に看取られて死んでいました。しかし現在では、病院死が75%(平成3年)で10人の内8人が病院で死を迎えています。多くの人が「最後まで自分の家で暮らしたい」という気持ちを強く持っていても、なかなかそうはいきません。
「自分の家で・・・」という選択肢をなんとか作れないのか−−−今回の医療サミットは、そのことを医療者と行政と市民が同じテーブルについて、話し合うものです。
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市民の医療ネットワークさいたま他4団体主催の「往診」と「在宅医療」を考えるパネルディスカッション「医療サミットさいたま97」が、1月12日、与野市で開かれました。
このサミットのメインテーマは、「我が家で死ぬ」つまり多少体が不自由になったり病気になっても、「出来る限り長く住み慣れた我が家で暮らし続けられる」システムを、私たちの住む町で作れないか、ということです。
などの話が出され、医療面では往診・在宅が進む条件があることが明らかになりました。 最後に、4人のパネラーから私たちに次のようなアドバイスがありました。 医者と患者のコミュニケーションが一番大切です。自分のわからないことは、どんなことでも出来るだけ詳しく納得のいくように聞くことが、うまく医療を利用できることになります。在宅医療を受けようとするときにも、分からないことや不安なことなどをしっかり聞いて、納得のいく形で、選択したらいいと思います。 かかりつけ医を持ってほしいというのが第一です。そして、介護やホームヘルプについては、医師や患者も勉強して、行政がどんなサービスメニューを揃えているのか、また市民団体がどういう活動をしているのか、など正確な情報を得て、そういうものを適切に利用できる知恵を持って欲しいと思います。 市民は医療を受ける権利を持っていますが、同時にみずから選択する自己責任もあります。私も含めて、介護を受けやすい高齢者・医療を受けやすい患者になる努力も必要です。もう一つは医療情報の共有です。カルテがICカードになり、それを持ち歩く時代もそう遠くないと思います。個人情報の保護との関わりで難しさもありますが、市民の皆さんの方でもぜひ議論を進めて下さい。 こうした市民の運動が大きくなることが、医師の意識改革につながると信じています。またインターネットや電子カルテ、在宅へのパソコンの活用など、機械がすごく進歩しており、世の中が大きく変わりますし、世界的な基準で通用する医療をめざして努力している医者も出てきますから、悲観しなくてもいいと思います。 |