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子宮内膜症は月経とともにはがれるはずの子宮の内側にある細胞が、下腹部内のいろいろな臓器の表面、卵巣内部、子宮筋層内に勝手に発生する病気。下腹部の痛みや不妊になりやすく、月経のある女性の1割が患者といわれる。正しい診断がむずかしく、確定診断を受けずに投薬されていることと、症状も重いのに診断されない問題がある。現在、完治する治療法はなく、閉経までつきあうしかない。
● 子宮内膜症とは
月経のある女性の1割といわれ、日本では推定100万から300万人。北米では550万人。
受診患者数は13万人(厚生省推定98年4月)
子宮内膜細胞が子宮以外で勝手に発生し、そこでも通常の女性ホルモン分泌に反応して増殖・出血してしまう。次第に下腹部臓器が癒着する。
症状はさまざまな「痛み」(月経痛、下腹部痛、腰痛など)と「不妊」
基本的には閉経で解消するが、初経からずっと続く可能性あり。
子宮がん、卵巣がん、乳がんと同じエストロゲン依存型疾患で、子宮筋腫と併発が多い。
● 原因
ストレス、食品添加物に含まれる化学物質(環境ホルモン全般)などでひとの遺伝子構造が傷つき、ナチュアルキラー細胞が減り、生体防御システムが破綻したためと考えられている。
● 女性たちの状況
自覚症状 月経痛:88%、下腹部痛:72%、レバー状の塊がでる:68%
腰痛:57%、性交痛:57%、肛門の奥の痛み:43%
妊娠や出産の状況 出産26%、不妊41%
下腹部痛の頻度 毎日10%、2週間:24%、1週間:36%、2-3日:26%
● 診断と治療の問題
正しい診断がむずかしい。手術でしか確定診断はできない。内診や検査で3/4程度の精度の推測になる。
間違って診断されて薬物療法されている。これは医療機関の固定客にされている可能性がある。病気があって症状も重いのに診断されない問題とがある。
医師の偏見や無知がある。96年の調査だが
薬物療法と手術療法がある。薬物療法は鎮痛剤、ピル、ホルモン治療薬がある。ホルモン治療薬は4から6ケ月月経を止めるが再発し、副作用が強い。手術では病巣をとりきれず、やはり年単位で再発する。
現在、どんな治療をしても完治しない。慢性再発疼痛疾患。閉経までつきあうしかない。