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『埼玉の医療改革を考える市民講座 No.1』 医療安全相談担当から見た埼玉の医療の実態と問題点 |
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埼玉県保健医療部医療整備課 医療安全相談担当 池田明美さん |
【データから見る】
1. 相談開始から相談件数は毎年増えていて、昨年は県内の保健所の相談も含めると7,000件を超える相談があった。
2. 相談で一番多いのは内科(19.0%)で、あとは精神科(9.3%)、歯科(7.8%)、整形外科(7.1%)と続いている。
3.相談内容では相談・質問が最も多く、58.4%を占めている。不信・苦情は、28.9%と次に多い。
【事例から見る】−事例紹介とそこから見えてくる問題点−
医療側と患者側のコミュニケーション不足。理解不足と説明不足。
*患者・家族は医療について分からないことが多い。何を聞いて良いか分からない。
*治療や費用等についてその場で質問しないで、あとで疑問に思う。
医療側は説明して質問がなければ理解したと判断する。
*家族の病状等について家族間で話し合いをしていない。
【相談担当としての役割】
1.医療機関の案内は、標榜された診療科目等に基づく一般的な紹介になる。
2.医療機関と患者間のトラブルについては、解決にむけた助言に関することが主な内容になる。
3.医療内容(投薬や治療方法など)の是非や医療事故かどうかの判断はできない。
上記をふまえて必要があれば相談担当が医療機関に連絡を取り、患者・家族が説明を求めていることや、不信に思っていることを伝え話し合いや説明の機会を設けるように依頼するなど、問題解決に向けて対処している。
【上手な受診の仕方】
出典:NPO法人ささえあい医療人権センターCOML発行「医者にかかる10箇条」
1.伝えたいことはメモして準備しましょう
2.あいさつをして対話のきっかけを作りましょう
3.よりよい関係を保って、医療を受けましょう
4.自覚症状と病歴はあなたがしっかり伝えましょう
5.これからの見通しを聞きましょう
6.その後の変化も伝える努力をしましょう
7.大事なことはメモを取って確認しましょう
8.納得できないときは質問しましょう
9.医療にも不確実なことや限界があることを分かっておきましょう
10.治療方法を選択するのはあなたです
【「かかりつけ医」を持ちましょう】
具合が悪い時、いきなり大病院に行くのではなく、「かかりつけ医」を持つことをおすすめします。特に小さなお子さんやお年寄りを抱えた家族にとっては心強い味方です。
かかりつけ医の役割 1. 初期治療を担う身近な医師です
2. 健康上の心配事などを気軽に相談できます
3. 生活習慣の問題点を細かく指導してくれます
4. 病状に応じて適切な紹介をしてくれます
「どこで」ではなく「誰に」診てもらうかが大事です。
【患者さんのための3つの宣言】
埼玉県では埼玉県医師会と協同して「患者さんのための3つの宣言」を行う医療機関を登録し公表しています。下記の文言の宣言書を登録医療機関には発行し、見やすいところに貼るように依頼しています。
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患者さんのための3つの宣言
当院では |
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