「福祉と医療 ご近所探検2009」が、始まります。
人は誰でも、年をとれば、在宅か施設かは別にして、介護や看護など他人の手を借りることになります。
介護保険は、そうした介護や看護を家族だけに頼るのでなく社会全体で行おうというものであり、大きな意味を持っています。
しかし同時に、介護保険は、利用者とサービス提供事業者の「契約」が原則であり、利用者である私たち市民は、自分で提供されるサービス内容や料金を確かめて、入所する施設や利用する在宅サービスを選ばなければなりません。
行政(市)は、使えるお金の総枠(介護認定)は決めてくれても、個々の施設や事業者の実際の中身までは教えてくれません。
マスコミでもよく取り上げられるように、当然、悪質な事業者もいます。個人で、そうした事業者の良し悪しを事前に知ることは、ほとんで不可能です。
施設への入居が、家を買うに等しい高額な買い物となる場合もありますし、在宅サービスが、日々の生活の質に非常に大きく関わってくることを考えるならば、そうした施設や在宅サービス事業者の本当の姿を知っておくことが、最大のリスク管理になります。
『市民の福祉と医療の情報センター』は、一人では難しい情報集めを、仲間と一緒になって行うための団体です。
あなたが暮らしている地域の、福祉や医療の実際の姿を知る「初めの一歩」として、「ご近所探検2009」に参加しませんか。(詳細に関してはメールでお問合せ下さい )
------------------------------------------------------
「福祉や医療の第一線で働いている皆さまへ」
『市民の福祉と医療の情報センター』バックアップメンバー加入のお願い
高齢者・障害者等の福祉に関わる課題は、今までは行政の責任における措置制度でしたが、介護保険制度・支援費制度導入以降、その制度を利用する側は、事業者と契約を交わし、自己責任の下にサービスを選ぶことになりました。
契約である以上、利用する側は事業者と対等の関係となり、自ら必要なサービスを選んで、その契約内容を事業者にきちんと履行させなければなりません。それは、利用する側である私たち市民一人ひとりの義務とも言えるでしょう。
しかし、多くの市民にとって、具体的に事業者がどんな福祉サービスを行っていて、どのような特徴があるのか、また医療に関する情報を得る方法など、個人の力で調べ選択するのは、なかなか大変なことばかりです。
『市民の福祉と医療の情報センター』は、そうしたときに、医療機関や福祉サービスを選ぶうえでの、情報提供やアドバイスを行うための非営利の組織(NPO)であり、福祉評価と医療評価を行政・事業者から一定の距離をおいて行う第三者的機関として、フェアな判断ができるネットワークです。そして福祉と医療の分野で多様な活動を展開しているNPO法人や市民グループ・個人が、それぞれの専門性・地域性を生かしてバックアップするネットワーク型の組織です。
『市民の福祉と医療の情報センター』は、市民が福祉や医療に関する様々な情報をお互いに交換できる共同窓口として、
(1)調べる(福祉施設や福祉事業者、医療機関の実際の姿を情報収集する)
(2)確かめる(収集した情報の正確を期すため訪問調査等を行う)
(3)知らせる(福祉と医療に関する情報を共有する)
ことを基本にしながら、福祉施設、福祉事業者、医療機関について市民の目による調査と評価を行います。
そして、共同窓口で受けた市民からの要望や相談にその場で対応するとともに、処理できない課題は、ネットワークに参加する各団体やバックアップメンバーに連絡し、可能な限り回答・対応するようにします。
その機能を発揮するためには、多くの市民や情報提供源となる市民団体、そして福祉と医療の専門家のご協力とご支援が必要です。とくに、福祉や医療の第一線で働いている皆さんが、『情報センター』を支えてくれるバックアップメンバーとして、個人の資格で参画していただければ、たいへん大きな力になります。
一人でも多くの方々が、『市民の福祉と医療の情報センター』にご加入くださり、バックアップメンバーとして市民から寄せられる相談に的確に対応し、あわせて『市民の福祉と医療の情報センター』運営を支持していただけますようにお願い申し上げます。 |